ホルモンバランスが変化する妊娠中にこそお口のトラブルをケアしましょう
妊娠期はつわりや生活・食習慣の変化からお口の中をきれいに保ちにくくなり、さらに女性ホルモンの影響によって、歯周病やむし歯が進行する危険性が高まります。また、妊娠性エプーリス、智歯周囲炎、口内炎など、女性のライフステージの中でも様々な疾患が最もお口の中に表れやすい時期であると言えます。
特に妊婦さんの歯周病がひどいと、早産・低体重児出産、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群と関連することが明らかとなってきました。
妊婦さんの治療実績は全国トップクラス!
1993年の開院以来、全国でもめずらしい産婦人科と連携した歯科医院のパイオニアとして、たくさんの妊婦さんの歯科治療に積極的に取り組んできました。妊婦さんならではのデリケートな問題も、長年に渡り積み重ねてきた経験を活かして患者さんをサポートします。赤ちゃんに配慮した歯科治療、妊娠中のお口のトラブル、妊娠中からはじめる予防歯科など、妊婦さんの歯科治療はお任せください。
究極の予防歯科は妊娠中から
妊娠期の適切なお口のケアは妊娠関連性歯周炎を改善し、早産・低体重児出産のリスクを低減できることが報告されています。むし歯原因菌の母子伝播予防にもなり、生まれてくる赤ちゃんにとって最も効果的で理想的なむし歯予防にもつながるため、メリットが大きいです。妊婦さんの歯科治療はお子さんの未来の口腔の健康と幸せに繋がる究極の予防歯科と言えます。
妊娠中にこそ産婦人科併設の三宅ハロー歯科 小児歯科・矯正歯科で、口腔内健診やクリーニング、むし歯などの歯科治療を安心して受けてください。そして出産後も家族で定期健診に来ていただくことで、私たちに皆様の幸せづくりのお手伝いをさせていただけたら幸いです。
妊娠関連性歯肉炎
女性ホルモンの影響やつわりで歯磨きが十分でない場合、妊婦の半数以上の方が歯肉の赤み、腫れや出血を特徴とした歯肉炎となります。
妊娠関連性歯周炎
歯肉炎がさらに進行して、歯を支える顎の骨が吸収された状態を歯周炎といいます。歯周炎が早産や低体重児出産に関連することが報告されており、妊娠中の適切な歯周病治療が必要となります。
妊娠性エプーリス
亢進した女性ホルモンの影響で歯肉に良性の腫瘤ができることがあり、これをエプーリスといいます。出産後に自然消失することが多いのですが、出血や痛みが出ることも多いので、妊娠中に必ず歯科で診療を受けましょう。
むし歯
つわりによるお口の衛生環境の悪化や間食の増加、さらにむし歯の進行を抑える唾液の分泌や性状が変化して、妊娠中はむし歯が進行する危険性が非常に高まります。お母さんのむし歯は赤ちゃんのむし歯にも関係するので、妊娠中のむし歯の治療と予防が大切です。
智歯周囲炎
女性ホルモンの影響で歯肉が腫れやすい状況であるため、歯ブラシの届きにくい智歯(親知らず)の歯肉が腫れて痛みが生じることがあります。妊娠中にひどい腫れや痛みにならないよう歯科健診や歯磨き指導、クリーニングを受けることをおすすめします。
口内炎
妊娠中はホルモンバランスの変化、偏食による鉄分やビタミン不足、ストレス、体調不良などから口内炎が生じやすいといわれています。お口の中を清潔に保ち、口内炎用軟膏の塗布などが有効となります。
ベッドサイド歯科健診
三宅医院でご出産頂いた方は、産後に三宅ハロー歯科 小児歯科・矯正歯科の歯科医と歯科衛生士がお部屋までお伺いしてベッドサイドで歯科健診とカリオスタット検査(むし歯菌検査)を行います。妊娠後期から産後すぐは、歯科健診にはなかなか通いづらいかも知れません。産後の入院中に自分の口腔の状態を知っておくことが、その後のケアや治療に有効です。
乳幼児健診
三宅医院の乳幼児健診では医師による診療のみでなく、助産師による育児アドバイス、看護師による計測、臨床心理士による発達検査、管理栄養士による離乳食・栄養相談など様々な専門職スタッフがお子さんの健康をサポートします。三宅ハロー歯科 小児歯科・矯正歯科からは歯科衛生士が歯みがき指導やむし歯菌検査などを行っています。
妊婦・パートナー歯科健診
お母さんだけでなくお父さんも含めた子育て世代が、自分自身の口の中を健康に保ちつつ、生まれてくる子どもの歯と口腔の健康を守るための知識を身につけてもらうことを目的として岡山市が全国に先駆けて実施した歯科健診です。対象となる妊婦さんには岡山市から送られる親子手帳の中に無料受診券が同封されています。
三宅ハロー歯科 小児歯科・矯正歯科でも非常に多くの妊婦さんとパートナーの方にご利用いただいています。
妊婦さんの歯科の疑問にお答えします!